2011年3月9日水曜日

イチゴの可能性

イチゴは、ビタミンCや有機酸(主にクエン酸、リンゴ酸)を豊富に含む果物。

弱点が賞味期限が短いと言う事(約3日)保存も難しい。

そこで、加工商品としての可能性を探る。

メラニンを作る酵素(チロシナーゼ)を阻害する葉の阻害率は80%、茎で75.0%。
ヒアルロン酸を破壊してしまう酵素(ヒアルロニダーゼ)の阻害率は、葉97.0%、茎で94.0%もある。
1.月内には石鹸・ボディクリーム・フェイスマスクのサンプルが作成される。化粧品としての可能性

水溶性抗酸化成分であるビタミンEの存在下で相乗的な抗酸化効果を発揮する。

ベリー類は、心疾患系障害、老化誘導酸化ストレス、炎症反応、多様変疾患などの広範囲の生物医学的機能を示し、ゲノムDNAの保護や神経及び認知機能や視覚機能の改善に働きます。
*ゲノムDNA(簡単に言えば遺伝子情報)

抗酸化活性や生体利用性、循環器系疾患やがんなどの疾病に対するイチゴの予防効果がまとめられています。

イチゴジャムでは生果に比べると抗酸化成分が減っているものの、5種の市販品の総ポリフェノール含量は58~136mg/100gであり、抗酸化活性も認められたことから、ジャムも抗酸化物質の良い供給源である。
2.食品としての可能性

ビタミンCポリフェノール類のような抗酸化成分は、活性酸素を捕捉・消去することができる、活性酸素による酸化ストレスが引き起こす様々な生活習慣病(循環器系疾患、がん、糖尿病など)の予防に役立つ。動脈硬化予防効果、脳卒中のリスクを低減させる効果を示唆するもの。

イチゴの発がん予防効果に関する研究は多く、発がん物質で誘導した食道の腫瘍形成を阻害する作用、 肺および子宮頚がん細胞に対する抗がん活性 、肝臓がん細胞の増殖を阻害する作用が報告されています。大腸がん細胞の増殖を阻害する。

イチゴ抽出物は放射線照射による発がんや神経系の損傷(学習及び記憶能力の低下を起こす)を抑えるという報告もあります。

イチゴ果汁を添加した食事がヒトでのニトロソアミノ酸(発がん物質)の生成を有意に抑えることを報告がある。
イチゴの高摂取が腺種発生のリスクを低下させるという結果が得られています。
老化時に酸化ストレスに弱くなるのを防ぎ、認知・運動機能を高めるとされている。

3.健康食品としての可能性

メタボリックシンドロームに対するイチゴの効果が最近報告された。

4.ダイエット食品としての可能性

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美容関連とすれば、
石鹸、ボディクリーム、フェイスマスク、関連 狙い、保湿、美肌、
シャンプー、リンス、ヘアケア関連 狙い、髪の保湿、頭皮の保護、香り

健康食品とすれば
錠剤などで、狙い、循環器系疾患、がん、糖尿病、動脈硬化予防効果、脳卒中の予防、アンチエイジング、ダイエット

飲料とすれば
ジュース、リキュール、ワイン 狙い、上記効果期待と味覚

食品とすれば
ジャム、ガム、チョコ等々 このへんは競合商品があるものは難しいだろうな~

香料の抽出が安価で出来れば面白いかも。
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取り敢えずは、美容関連のサンプルの出来がどうかな・・


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