2011年2月3日木曜日

あれから1年

自分で経営していた会社が破綻して今日で昨日で1年経ちました。

残務の処理はまだまだ残っているけど、1年早いもんです。

今回自分のやるべき事が随分と鮮明に見えて来たような気がしてきた。

全く縁の無い第一次産業だ、農林水産業に何故かこの一年関わる事になる。
そして、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)早く言えば国家間の関税を撤廃した取引を行う自由貿易協定だ。

破綻してから色々声を掛けてくれた人たちの人脈から少しずつ頭の中で具体化出来てきた。

この一年余るほどに時間を掛けて随分と調べる事が出来た。
農作物の40%は廃棄されている事が多く、規格外などはものは変わらないが売りものにならない、農家はJAを頼る事
しか出来ない所が殆のようだ。

また、国の税金に補助されている事も多く、もともと、出荷量を抑え、値崩れしないようにしている業者も多い。
廃棄すれば保証をされる制度も多いようだ。

農家からの販路が乏しい。

二次加工品にする事に乏しい。

調べた中ではもっと色々あるが、今後はTPPなど変化にはチャンスな企業が出てくると思う。

今進めているのは、廃棄物を利用した加工商品を考えていると同時に、廃棄されてるものはそこだけではなく、人間が
食べられる物も廃棄されていると言う事。

例えば、店舗、弁当屋とか料亭、ホテル、コンビニ等の余り物、廃棄コストより還元コストが安ければ実現出来そうな
事だ。

今では、生ごみ処理機使用後、肥料に出来るとかあるけど、これだけ自殺とホームレスが多い国ならそこの還元に何か
方法は無いだろうか?と考えている最中だ。

段階では廃棄処分の可能商品二次利用に今年は考えてみよう。

何故なら、3~40%の廃棄が商品になるならもともとのコストも安く出来、海外に負けない1次産業になるはずだ。